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Silky12月号発売です

本日、Silky12月号発売です。
新作読み切り80ページを描かせていただきました.
タイトルは「死の舞踏」
なにやら不穏な感じですが、クラシックの曲のタイトルからそのままいただきました。
同タイトルでリスト作曲と、サンサーンス作曲の2種類あるのですが、今回私が題材にしているのはサンサーンスの方です。
フィギュアスケートなどでもよく使われる曲なので、聴いたら「ああ!」って方は多分多いはず。
内容は「屍活師」で医学的な部分でヒーヒー言っている反動か、自分でもあきれるほどフリーダムです。
「SF設定とか不思議能力はやめてね」と編集さんに依頼されたとき一番に言われた注意事項もしれっと破ってしまいました。
地に足がついた雑誌・Silkyのコードを初めて侵したヤツという意味では自慢?できるかも。
自分で至らなかった部分は多々あるのですが、皆様にはそんなこと関係なく楽しんでいただければ嬉しいです。
ぜひぜひよろしくお願いします。
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まとめ【Silky12月号発売です】

本日、Silky12月号発売です。新作読み切り80ページを描かせていただきました.タイトルは「死の舞踏」なに

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No title

申し訳ありません。一昨日はSilky12月号を買い損ねてしまいました。良く行く書店の閉店時間に間に合わず、コンビニをハシゴして探したのですが見つけられませんでした。昨日改めて書店に買いに向かいましたが、今日はすでに4時ですので眠りから覚めてすっきりしたところで読みます。

編集さんがわざわざ注意事項を口にしたということは、きっと先生から「コード ブレイク」オーラが発散されていたんでしょうね。先生の「掟破り」というのはちょっと想像できませんが、たまには良いんじゃありませんか?

もりの日記から連想されるのは「リバース」のような物語です。読むのを楽しみにして、もう寝ます。


Ps.最近の「掟破り」をテーマにした某アニメは、管理のもとに掟破りを行わせようとする権力体制とそれに反発する掟破りの実行者、さらに掟破りを必要とする病んだ現代社会などを扱っていて、結構興味をひかれました。先生の作品とは関係ありませんが、何かの参考になれば幸いです。

眠くて、とっちらかった内容のコメントを書いてしまってすみません。

コメントありがとうございます

謝っていただくなんてそんな!
シルキーずいぶん探してくださったのですね。
本当にありがとうございます。
「コード ブレイク」オーラ(笑)、出てたんでしょうか。
いえ、私、自分のマンガに関してコレと思ったことは、昔から我を通してきましたので、たまにってわけではないんですよ。
心広い編集さんに話を聞いてもらって今までなんとかやって来られました。
「掟破り」アニメ、何でしょう…?! 気になります~。

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シルキー12月号の感想です(ネタバレ系)

こんにちは、杜野亜希先生。ハンドルネーム占いマニアです。

先生のブログで「サン・サーンスの死の舞踏」が題材になっていると知り、まずyou tubeで検索して聞きました。オーケストラバージョンはクラリネットの響きに圧倒され、ピアノ連弾ではピアノの表現力に圧倒され、バイオリンとピアノの合奏では主要メロディーと音色のせめぎ合いが美しくこれまた圧倒されてしまいました。死神らしい不協和音的な音も含まれてはいますが、全体に華やかさと優雅さを備えているように感じました。

私の聞いたバイオリンとピアノの合奏では、12時の鐘をバイオリンが弦をはじいて表現していました。漫画の方は、ピアノが12時の鐘を告げていたので、「ピアニストの伊月さんこそが死神かも?」との思いがよぎり、彼を中心に読み返してみると水を飲むのにワイングラスを用意した不自然さに気付きました。

ところがどうしても動機が推理できず、そうこうしているうちに物語は後半へ。そして登場人物が疑心暗鬼にかられ、クライマックスへ。ここから後の部分は杜野先生ならではのスピード感で一気に持っていかれた感じです。

悲しいエピソードを残し、儀式は二度と行われない。そして明るいエンディング。外界との連絡を絶たれた、孤立空間ミステリーの王道を行く展開に大満足です。
先生の次回作を楽しみにしております。

書き下ろしミステリー 死の舞踏を読みました

 切れ味のいい読み切りミステリーをありがとうございました。
 ブログに「サン=サーンスの死の舞踏」が題材と書いてありましたので、その意味を考えてみました。杜野先生は「『しがらみの中で自分の望みなんて通らない』生者の世界」と「『王も貧しさも関係ない』死者の世界」を対比させていたのだと思います。これは、魂女が持つのは大切な誰かを守るための祝福された力なのに、前代の魂女は村のしがらみゆえに不幸になったエピソードにつながっていると思われます。
 80ページの「死の舞踏」は、ヒロイン・ヒーローの活躍がダイレクトに描かれていて解りやすくて、しかもインパクトがありました。比較しても意味がないかもしれませんが「ニュースになりたいっ!」では最終回で多くの登場人物のエピソードを描き切っておられました。やはり長期連載ならではの展開だったと思われます。私はこのことを踏まえて「死の舞踏」で省略されたサイドストーリーを追ってみることにしました。
 498ページから503ページにかけて、村や儀式の概要を説明しているのは雪村留生さんのモノローグ。留生さんは中学または高校を卒業後5年以上、もしかすると10年近く、椋呂村を離れて暮らしており、一連の説明にはかなり都会人としての主観が入っている可能性があると感じました。もし、命が消えかけたとき助ける魂女の力を、村のために高く売りさばくだけでいいのなら、オークションにかけた方が手っ取り早い。そもそも夫選びは必要なく、魂女が血を飲んで契約を成立させれば良いだけです。
 留生さんのモノローグで欠け落ちてしまったのはどんな内容なのか想像してみました。結納金だけが目的なら結納金を借金で集めてくる候補者がいそうなものです。しかし、集まったのは裕福な人達ばかり。雪村村長はそういう人を選んで集めたと思われます。すると莫大な結納金を納めさせるとは言いながらも、結納金が夫候補者の、ひいては魂女の新家庭の経済的負担にならないよう配慮されていると考えられます。
 このことから儀式の優先課題は、村が経済的な援助を受けることではなく、魂女が裕福な家に嫁ぐことにあると考えられます。
 さらに、夫候補者に世界的ピアニスト、IT企業の若きCEOというのも興味深いところです。私のイメージに過ぎませんが、ピアニストの年収は何億という感じがしません。せいぜい何千万。IT企業の若きCEOも某ホリエモンさんの社長としての年収が約3000万円と言われていますので、その程度と考えます。このことから想像される結納金も、3000万円ぐらいなのではないでしょうか。
 では、結納金3000万円で村はどのくらい利益を得ているのでしょう。一番の問題は儀式に使われる、村に不似合いな洋館です。内装に傷みはなく、空調完備、調度品も手入れが行き届いているようです。仮に維持費が年間平均100万円として留生さんが24歳なら差額は600万円。1年当たり25万円の粗利にすぎません。
 洋館の前の一番新しい木は樹齢24年にして樹高1.5メートル。その後ろの木々はすべて3~4メートルとして推定樹齢60年以上。先々代の魂女と先代の魂女の儀式の間隔は30年以上あいてしまったと考えられます。すると、村としては前々回の儀式は赤字で、前回の結納金で穴埋めしてやっと赤黒トントンを保っただけと考えられます。つまり結納金は次の魂女の儀式のために必要な最小限度を納めてもらっているのではないでしょうか。
 こう考えてくると、村は昔から魂女が都会の裕福な家庭に嫁いでいくことを主目的として儀式を行ってきたのであって、村が経済援助を求めてきたというのは留生さんの誤解も混じった説明に思えます。
 これに呼応するのが、早苗さんの態度です。明らかに魂女に憧れ、またそれ以上に都会の華やかな生活に憧れています。この価値観は、魂女のために惜しげもなく洋館の改修費用をかけ、手間隙を惜しまず夫候補を選定し、秘密裏に椋呂村に呼び集めた現場を見聞きしてしまったところから刷り込まれたものと思われます。そう考えると早苗さんは、10年以上にわたって村の価値観を刷り込まれ、最後には命を落とした、この事件の一番の被害者だったと言えます。
 また、村長の雪村さんは、既に前回の魂女のケースで、村の儀式が本来の役割を果たさなくなっていることが判ったはずです。それなのに、留生さんの儀式を準備したのは村の行政の長として、惰性に流された結果にも見えます。
 さて、マンガの読後に上記のようなシビアな収支計算をするのは明らかな邪道で、普通なら感動が台無しです。ところが杜野亜希先生のマンガではバックストーリー、サイドストーリーが浮かび上がって来て、さらに深い感動を得ます。
 「儀式はもともと魂女の幸せを願って行われていたもの。しかし、時代に合わなくなり、魂女をかえって不幸にしている。」この設定は先生御自身の中で生かされ、物語の表面には浮かび上がってきません。しかし、こういう部分があるからこそ、物語や登場人物達に奥行きが生まれます。
 このような緻密な設定がベースにあるのに「あきれるほどフリーダム」と言うのは、先生の奥ゆかしさですね。おそらく先生ご自身が以前書かれたように、「頭の中でよくボヤッと考える」だけで「ハッキリと形にしてアウトプットする」ことはしていないのでこう書かれたのだと思います。でも先生ならではの精密設定はご自身の長所としてもっと誇りに思って下さいませ。
 長くなりました。先生の次の作品を楽しみにお待ちしております。

確かにね(^^)

コメントありがとうございます

>Yさん
お返事するのが大変遅くなってしまい申し訳ありません。
確かに今回の原稿等、シルキーでの単行本の予定がなくなってしまいました。
今は具体的な予定はありませんが、出版社にこだわらず、なるべく単行本という形にできればと思っています。
何か決まりましたら、またお知らせしますね。

>占いマニアさん
お返事するのが大変遅くなり申し訳ありません。
わざわざ曲まで聴いてくださったなんて感激です。
そして、そこから犯人に気づくなんて、鋭いです!
(絵に関しては、単に私が聴いたのはピアノが鐘バージョンだったので、それに従っただけという考えなしのオチです。すみません(汗))
ご感想嬉しいです~。どうもありがとうございました。

>遅くなってすみませんさん
お返事するのが大変遅くなり申し訳ありません。
うわああ、深い感想ありがとうございます。
いえ、奥ゆかしさでもなんでもなく、「そ、そこまで考えてなかった…」と、遅くなってすみませんさんのご感想であらためて気づかされ驚くことばかりです。
自分で描きながら、一番ひどいのはこの人では…と思っていたのは実は村長です。村を背負う責任があったとしても…。
なので、遅くなってすみませんさんの書かれたような解釈なら少しでも救われるなあと思ったのでした。
本当にありがとうございます。

お返事ありがとうございます

 先生がハッキリ設定されていないのに、マンガの中でサイドストーリー・バックストーリーのつじつまがしっかり合ってしまうところが凄いですね。私は、先生が「お約束」を愛しているからこそできることだと思います。
 「お約束」は、それを作り上げた作家の思い、支持した読者や視聴者の思い、さらにそれへ工夫を加えて再利用した作家の想い等がぎっしり詰まっています。「お約束」を下手に使えば、お約束の設定や展開によって、作者のストーリーが霞んでしまうでしょうし、はなはだしい場合は、「お約束」の設定同士が喧嘩を始めて、まとまりのない作品に堕します。杜野亜希先生の作品で使われた「お約束」はそれぞれが生かされ、先生の作品をきらめかせています。
 これからも先生の大好きな「お約束」に生命を吹き込んであげて下さい。

コメントありがとうございます

>遅くなってすみませんさん
コメントありがとうございます。
お返事するのが遅くなってしまい申し訳ありません。
いえ、そんな過分なお言葉をいただくようなモンではないのですが、漫画のお約束は大好きでございます!
今後もいい意味でお約束をおさえて描いて行けたらなあと思っています。
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Author:杜野亜希
少女マンガ描き。
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