スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

BE・LOVE16号発売されました!

本日発売のBE・LOVE16号に「屍活師」50ページ載っています。
今回の話は中学校が舞台。
一の兄弟のうちの一人が出てきます。
よかったらチェックしてみてくださいね。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

BE LOVE 16号を読みました

 猪狩先輩の不自然な傷は、読んだ時からとても気になりました。それは杜野先生が直接意図した「とぎれ方」でありません。柔道部の猛者らしからぬ傷だと思われたからです。
 柔道では、まず徹底的に受け身の練習をさせます。けが予防のためです。準備運動でも、毎回必ず受け身の練習を行います。そのため、転んだり、事故にあったりした際は、とっさに首を前に起こして後頭部を守ったり、手(腕)の内側を地面に着くようにしたり、足同士をぶつけないようにしたりするようになります。ちょうど30ページ目の滝沢のような転び方をするのが普通だと思います。猪狩は耳介血腫ができるまで熱心に練習した猛者とされています。その彼がなぜ? その答は、桐山ユキも犬飼一も教えてはくれません。
 「解剖ファイル.10 許されぬ過ち」を何回も読み直しているうちに、猪狩のクラスメートが描かれていないのに気付きました。また、後輩の滝沢をパシリに使っています。普通ならクラスの中に友人グループがあり、その中の立場の弱い者をパシリに使いそうです。そう思った時、「なぜ、杜野先生は、滝沢と五空を猪狩のクラスメートではなく後輩と設定したのか?」という問題に行き着きました。猪狩の人間関係は目上の人間と目下の人間ばかり、つまり上下の関係ばかりで横のつながりがありません。
 ここからは全くの推論ですが、猪狩は適切な友人や適当なライバルに恵まれなかった人物として描かれたのではないでしょうか。すると猪狩の別の側面が見えてきます。
 猪狩のプロフィールを整理してみます。
 ・柔道で、立ち技だけでなく比較的地味な寝技の練習も嫌がらずにやった努力家
 ・大人の期待に応えて、真面目な優等生
 ・柔道部主将
 ・全国大会入賞
猪狩は、努力の結果として目標を見失ったのではないでしょうか。もちろん柔道はもっともっと強くなりたい。しかし、顧問が白帯では、これ以上の上達は見込めません。そんな頭打ち感と閉塞感と目標を達成してしまった喪失感から、必要以上に威張り散らし、八つ当たりするようになってしまったのではないかと想像します。おそらくは自分自身でも「俺はすごいんだ」という優越感と「このままじゃダメだ」という焦燥感にさいなまれていたことでしょう。
 それを裏付けるように猪狩は、増田先生に先生が有利な条件での勝負を挑みます。先生という立場の人間にきちんと指導して欲しい。しかし、増田に自分を指導するほどの力量があるのかははなはだ疑問。そこでそれを試すために勝負を挑む。試合形式なら増田が勝つ可能性はゼロなのであえて乱取り形式を指定した。
 それなのに増田は体落としで一本を決められると息が上がって立ち上がれない。あまりの不甲斐なさに猪狩は失望し、捨てゼリフとともに増田のことを無理やり忘れようとする。その時に増田に投げられたので受け身を取りそこなう・・・・・・!
 私の推論がどこまで杜野先生の設定に沿った物になっているのかは分かりません。でも杜野先生のマンガは設定、背景、バックストーリーがしっかりしているからこそ、ここまで読み込めるし、想像力もふくらむのだと思います。
 10月1日発売のBE LOVE20号を楽しみに待っています。

PS.今、ちょっとした「おまけの感想」を作っています。もしできあがったら、送信します。

「おまけの感想」ができあがりました

 杜野先生が力を入れた、五空の感想を書かなくてごめんなさい。しかし、私にとっては五空より存在感のある登場人物がいたので、どうしてもそちらの感想を優先したかったのです。
 「おまけの感想」を楽しんでいただければ幸いですが、今回も長いので、時間のある時にお読み下さい。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

遅くなって本当にすみません

>遅くなってすみませんさん
コメントたくさんありがとうございます。
遅くなってすみませんさんの名前を書きながら、どう考えても「遅くなって本当にすみません」なのは私の方で、もう消え入りたい感じです。
本当に本当にお待たせしてすみませんでした。

いただいた考察がすごく深くてびっくりしました。
ありがとうございます。
正直、私はそこまで考えていませんでした。
遅くなってすみませんさんの感想を拝読して、ああ、そういう風にも展開できたんだわと、今更、いろいろ考えてみたり(遅い)。
お恥ずかしい限りですが、柔道はマンガを描くためのにわか勉強です。よく理解していればもっと深みのある話が描けたのかも。反省です。
それにしても、猪狩くんはマンガ的におおざっぱに分けてしまうなら悪役ポジションなのに、その気持ちをいろいろ考えてくださることに遅くなってすみませんさんの優しさを感じます。
屍活師では、清濁併せ持つ人間らしい人が描けたらいいなあという気持ちがあるのですが、なかなか道は険しくて…。
遅くなってすみませんさんのコメント、本当に参考になりました。ありがとうございます。
カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
プロフィール

杜野亜希

Author:杜野亜希
少女マンガ描き。
ジャンルはミステリーが多いです。
メールはこちらまで
twitter

カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
リンク
QRコード

ブログ内検索
RSSフィード
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。