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弥生美術館・竹久夢二美術館・立原道造記念館

弥生美術館・竹久夢二美術館立原道造記念館に行ってきました。

弥生美術館
生誕120年記念 ペン画の神様 樺島勝一展-写真よりリアルな密描画-
竹久夢二美術館
竹久夢二 舞台芸術の世界 展?~上方歌舞伎からバレエ・リュスまで~
立原道造記念館
立原道造の世界6 書簡を中心として[前期]

行く前に一番興味があったのは、樺島勝一展。
ペン画だから、多少は仕事の勉強になるかしらなんて思ったのでした。
しかし、実際に見たらもう凄すぎて……。
何だかかえって目の毒というか。ジブリの背景画とか見た時の感じに似てます。
一緒に行ったNさんとユニゾンで「すげええ!」とつぶやく様は、どう見てももう勉強とか参考とかいうレベルではないですね(笑)。
波の表現、動物の動き、仕事に合わせていろんな絵柄やタッチを使い分けていること……、すべてが凄いのですが、何より凄いと思うのは調べる力とそれを自分の物にする力、あと、集中力。
うーん、同じ人間と思うと恐ろしいです。
そんな樺島氏も他の描写に較べて人物描写がかたいと言われていたようです。
最初に見たのが樺島氏の展示だったので、「なんで? こんなに上手いのに!」と不思議だったのですが、その後、高畠華宵氏の作品の展示、そして、弥生美術館の竹久夢二の展示を見て、ある意味納得。
同時代の他の人の人物画が濃すぎたんですよ、きっと!
夢二の絵って、今まで私は特に好きってほどでもなかったのですが、今回、樺島氏の作品の後に見て、より楽しめた気がします。
特に今回展示されていた舞台関係のポスター・表紙類は、簡単な線なのに、構図や色の選び方が今見てもお洒落で可愛い!
技術の樺島勝一とセンスの竹久夢二という感じで、なんとも対照的。全く違う魅力ですねー。
私がこの時代に10代とかだったら、どっちに夢中になっていたかなあ。
二人より高畠華宵の絵をドキドキして見ていたりして(笑)。
(高畠華宵の絵がどんな感じか気になる方は検索してみてくださいませ)

最後に行った立原道造記念館はこじんまりとした建物。でも、なかなか楽しかったです。
恥ずかしながら私、立原道造さんって知らなかったのですが、詩人であり建築家、物語や評論も書くし、ちょこちょこと絵も描いちゃうマルチなすごい人でした。
しかし、1939年にわずか24才で病死したそうで。
今回展示されていたのは主に彼が生前書いた書簡。
なんとラブレターとか、友人宛の内省的な手紙とか…、全体に文章から「青春」がにじみ出ています。他人の書いた物なのに、我がことのようなくすぐったさがある。
ご本人も、文中に「この手紙は燃やしてくれ」とか書いてたりするんですよ。
いや、そんなの盗み読ませてもらってごめんなさい。でも面白いです。
あと、この人の文字ってすごく味があって、
「これ活字にするのがもったいないね。原稿をそのまま読めると一番いいのに」
などとNさんと話しました。
今回見た展示は、書簡展示の「前期」だそうで、続きが気になるなあ。
見に来られるかどうかはわかりませんが。
ラブレターの相手H子さんとのその後の展開とかあるのかしら?
(なんか下世話ですみません)

美術館の写真を撮るのを忘れました。
代わりに向かいの東大の写真を。
この辺りには他にも東京芸大とかあって、下町でありつつ、何となくアカデミックな雰囲気がありますね。
東大
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お邪魔いたします。
弥生美術館、いいですよね。
高畠華宵や中原淳一が大好きでじっくり観たくて行った事があるのですが、本当に色々と展示物があり、とても驚いた事を憶えています。
その後行った夢二美術館、私もあまり夢二の絵は好みではなかったのですが、やはりすごいと思いました。

立原道造記念館、目の前を良く通るのに入った事がありません。
ですが、杜野先生の日記を読んで、今度絶対に行こう、と思いました。

それでは、失礼いたしました。

>遠野真秀さん
コメントありがとうございます~。
弥生美術館、前から一度行きたかったのですが、今回初めて行きました。
高畠華宵や中原淳一などは、何だかそのまま少女マンガのご先祖様という感じですね。
今回、高畠華宵のカラー画を生で見て本当にそう感じました。
立原道造記念館は展示量が少なめなので、多少、前もって調べておいた方が、より楽しめるのかもしれません。
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杜野亜希

Author:杜野亜希
少女マンガ描き。
ジャンルはミステリーが多いです。
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