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アルジャーノンに花束を

ミュージカル「アルジャーノンに花束を」を観てきました。
配役は以下の通り。
(浦井くんと安寿さん以外の方々は、実際は、何役か兼ねてます。)

チャーリー・ゴードン:浦井健治
アリス・キニアン:安寿ミラ
ストラウス博士:宮川浩
ニーマー教授:戸井勝海
バート・セルドン:永山たかし
アルジャーノン:森新吾
フェイ:小野妃香里
ヒルダ:朝澄けい
ルシル:小田島クリスティン
10代の頃、原作を読んで大ショックを受けて以来、「アルジャーノンに花束を」は私にとって大切な作品です。(日本の初版本を持っているのがちょっぴり自慢(笑))
名作だけに何度も演劇になっているのも知っていたのだけど、思い入れが強い分、素直に受け入れられるのか…と、チケットを取ったことがなかったのです。
何年か前にテレビドラマ化されたときも、なんだか怖くてほとんど観てない。
(あ、映画は観てます。「まごころを君に」と、テレビ映画みたいなの)
でも、今回、Mさんに誘ってもらって行ってみることにしました。
しかも、一足飛びに、なんとミュージカルです! 大丈夫かな?(笑)

いや、でもこれが、観てみたらなかなかうまくまとめられていました。
特にネズミのアルジャーノンをどうみせるの?と不思議だったんですが、白い衣裳を身につけた森新吾くんが、影のようにチャーリー役に寄り添い、台詞はないけど、語るように踊ります。なるほどなあ。
森新吾くんは同時に、天才となったチャーリーが見るもう一人の「小さいチャーリー」役でもあり、アルジャーノンと重なっているところが、深みを与えていました。
舞台上の、大きなネズミ車の形をした檻も、そこにチャーリーやアルジャーノンなどが入ることで物語の構図が見えてくる効果的なセットでした。
主演の浦井くんは、今まで王子さま系の役で観ることが多く、優等生的なイメージだったのですが、難しいチャーリー役に真正面から取り組んでいて、すごく好感が持てました。
初主演でこの役をやれたことは、今後の浦井くんにとって大きな自信と財産になるんではないかしら。
他には、宮川浩さん、久々に観ましたが素敵でした。声が好きだな~。
個人的に、チャーリー役には、浦井くんはちょっと年齢的に若すぎる感もあって、そういう意味で宮川さんとかぴったりかもと、ちょっと妄想してしまいました。ごめんなさい。でも、観てみたい~。
戸井さんは、今回は悪役っぽいのが重なってましたね。ニーマー役では、チャーリーとの関係が逆転したとき見えてくる人間的部分の見せ場がもっとあったらなあと思いました。

全体に、一幕ではまだ余裕ぶっこいでたんですが、二幕の後半になってくると、もう涙腺ゆるゆるでした。
特に、チャーリーが家族に会いに行って、波のように押し寄せてくる記憶と、現実との対比的な見せ方!
これは、文章より映像の方が、効率的かつ効果的かもしれない。感心しました。
そして、ラスト。小説と同じ有名なワンフレーズです。あれを聞くともう無条件に涙がドバーッ…。
全体的な感想としては、やっぱり原作に勝る物はないとは思いますが、素敵な作品は、映像化されようが舞台化されようが、ものすごく訴えかけてくる物は大きいですね。
物語自体が持つ、すごい深み、力をあらためて感じました。
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Author:杜野亜希
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