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レベッカ

<原作>    ダフネ・デュ・モーリア
<脚本・歌詞> ミヒャエル・クンツェ
<音楽>    シルヴェスター・リーヴァイ
<演出>    山田和也
<キャスト>
マキシム・ド・ウィンター: 山口祐一郎
「わたし」: 大塚ちひろ
ダンヴァーズ夫人: シルビア・グラフ
フランク・クロウリー: 石川禅
ジャック・ファヴェル: 吉野圭吾
ベン: 治田敦
ジュリアン大佐: 阿部裕
ジャイルズ: KENTARO
ベアトリス: 伊東弘美
ヴァン・ホッパー夫人: 寿ひずる
ほか

<あらすじ>
「わたし」は21才の身寄りのない娘。
モンテカルロで、上流イギリス紳士のマキシム・ド・ウィンターと思いがけず恋に落ち、結婚する。
ハネムーンを終え、マキシムの大邸宅マンダレイに新しい女主人として訪れた「わたし」は、一年前ヨット事故で亡くなったというマキシムの前妻・レベッカの未だ消えぬ存在に悩まされることになる。
そんなとき持ち上がるレベッカの死に関する疑惑。
レベッカの死は事故なのか殺人なのか。殺人なら犯人は誰なのだろうか…?

ヒッチコックのサスペンス映画でも有名な「レベッカ」です。
私は、映画を昔観たはずなのにすっかり中身を忘れていて、ほぼ素の状態で観てしまいました。
どうかと思いますが、まあ楽しめたから、今回はよしということで(笑)。
お話、面白かったです。
結末は、刑事事件的にそれでいいの?と思う部分も個人的には大きいのですが、女性の成長話として、いいなあと思いました。
ただただ守られる存在であったところから、自分が大切な人を守ると決意した時点からの鮮やかな変貌ぶり。
精神的な成長が外にも現れるというのをリアルタイムで見せられて、同性ながらドキドキもんでした。(衣裳の変化も上手くそれを助けていました)
大塚ちひろちゃん、本当に美しかったです~。
原作者が女性ということと関係あるのかどうかわからないけど、女性がいろいろなタイプがそろいつつ、それぞれとても魅力的に描かれている話だなと思いました。
特にダンヴァース夫人役のシルビア・グラフさんがすごかった!
シルビアさんは欧米の血が入っているので骨格がしっかりしているのと、落ち着いた大人の女性声で、そこが素敵な個性なのですが、今まで、その個性にぴったりはまる役に巡り会うのに結構苦労している感じがしていました。…がっ、
今回は間違いなくはまり役です!
仮に将来再演することがあったら、他のキャストが変わったとしても、彼女は動かせない!
そんな感じがしましたよ。
(シルビアさんは、以前、コンサートで歌った「キャバレー」も最高に素敵だったので、いつかキャバレーのサリー役もやってみてほしいなあ)
この作品、ミュージカルとしても、歌の上手い人がそろっていて、安心して浸れて幸せでしたけども、一夜明けて真っ先に思い出したのはシルビア声の「♪レベ~ッカ」のメロディ。
怖い怖いよ~。
それだけ印象的だったんでしょうね。
「わたし」の曲も素敵な曲が多かったです。
対して、マキシムの曲は意外に少なかったですね。
それもちょっと複雑な曲が多くて、あまり記憶に残らないというか。
山口ファンには、物足りなかったんじゃないかと思います。
曲というんじゃないですが、ボートハウスのシーンの山口さんの台詞は印象に残りました。
マキシムだけでなく「私」にとってもターニングポイントとなるいいシーンでした。
他に、召使い達が慇懃無礼に歌う歌や上流階級の人々がイギリス人の国民性を歌う歌は、なんか既視感があって、笑ってしまいました。
クンツェ&リーヴァイでは、こういう曲が必ずありますよね。
主観だけじゃなく、こういう(ちょっと意地悪な)客観視点を入れることで、物語の広がりが出てくるのかもしれません。
あと、個人的に、タイトルロール「レベッカ」のビジュアルを一切見せずに話を進めていく演出がうまいな~と思いました。
レベッカ、ずいぶんカリスマですからねー。
それを、こんな人だったのよと、絵でも見せられたら、どんなに綺麗でもそこで想像は止まってしまいます。
その点、観客の想像だけにお任せすれば、どこまでもすごいイメージになりますから。
安上がりで最高の方法だけど、結構勇気がいりそうな方法でもあります。
映画はこの辺りどう処理していたんだっけ?
レベッカに関しては、ビジュアルだけでなく、内面的な部分をどう想定するかで、こっちの感じ方もずいぶん変わってきそうです。
ラストである程度までは想像できないこともないですが、やはりわからない部分も多かったんですよね。
例えば、ダンヴァース夫人がジャック・ファヴェルに語るレベッカ像はどの程度まで真実なのか? レベッカにとってもダンヴァース夫人は特別な存在だったのかとか…。
この辺のニュアンス、原作や映画には描かれているのでしょうか。
感想を一日おいたのは、家のどこかにあるはずの映画のビデオを観てみようと思っていたからなのに、今日はちょっと無理でした。でも、近いうちに!
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Author:杜野亜希
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