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Author:杜野亜希
少女マンガ描き。 ジャンルはミステリーが多いです。 メールはこちらまで
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| 小樽 |
小樽に移動。 まず、小樽で晩年を送り亡くなった永倉新八の墓に参るのが最初の目的です。 観光地でタクシーに乗って、いきなり郊外の霊園に行ってくれと言う怪しい二人連れ。 姿はいかにも観光客なのに(笑)。 「…何しに行くの?」 「ええっと…、お墓参りに。でも、お墓の場所がよくわからないので、霊園の下の所で降ろしてください」 「……」 運転手さんがどんな風に思っていたかはあまり追求しない方がよさそう。 実は行こうとしている永倉さんのお墓は、有名人・永倉新八としてではなく、養子として行った先のお家のお墓なのです。(当然、名前も全然違う) つまり、個人のお宅のお墓をご迷惑かけないようひっそり参らせてもらおうというわけ。 ということは、お墓の案内図なんてものは、もちろん存在しません。 そしてこの霊園、なんと山一つ分の巨大霊園! Sちゃんが、お墓の写真は見たことがあって、ちょっと変わった形の墓石ということだったので、それだけが頼りです。 形を聞いてイメージ描きつつ左右の墓石を見ながら、ひたすら坂道を上る〜下る〜上る〜下る〜(エンドレス繰り返し) しっかし、変わった形のはずの墓石が、意外と小樽では変わってなかった! たくさんあるんですよ(笑)。フェイントかけられまくり〜。 そんなこんなで、「これは昼返上だな…で、すめばまだいい。みつかるのだろうか。 ここまで来てみつけられなかったら哀しすぎる…」と、段々不安が頭をもたげていたとき、ああっ、ありましたー! 想像以上に楚々として、何となくスルーしてしまっていても仕方がなかったような佇まいです。 みつけられたのは幸運としか言いようがない。愛の力か? Sちゃんの嬉しそうな顔、忘れられません。 お墓参りして、お墓からの景色を写真に撮らせてもらいました。 小樽の町と海を見下ろしているのだなあ。

しかし、お墓が多すぎてとても場所は覚えられない。ここにもう一度来ても再びこのお墓を発見できる気がしません。
さて、お昼を食べてから行ったのは小樽市街地にある量徳寺。 永倉新八の菩提寺です。そのことがわかったのは最近だそう。 小さいですが永倉新八の資料室があります。

次に永倉さんが亡くなるまで住んでいた居住地跡に。 今は小樽市役所があるところです。立て札が立っているだけですが。

「楽隠居の地」って言葉が何だか素敵です(笑)。
最後に小樽水天宮に。永倉新八がここで孫に剣術を教えていたそうです。 実はここ、観光スポット・小樽港周辺を見下ろす高台にあって、すごく眺めがよかったです。 展望台的意味合いでもお勧め。

夜は小樽ワインを飲んで、運河べりをそぞろ歩き。 今日はいきたいところに全部いけて幸せです。

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