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『ジブリの絵職人 男鹿和雄展』

東京都現代美術館『ジブリの絵職人 男鹿和雄展』に行ってきました。
トトロ

「となりのトトロ」の美術監督などを務めた男鹿和雄さんの作品(主にアニメの背景画)を集めた展覧会です。
友人Mちゃん&Rさんと、10時過ぎに着くと、既に入場まで20分待ちの列が。
出てきた2時過ぎには何と90分待ちの人気ぶりでした。
以前、ジブリ美術館で「千と千尋の神隠し」の背景画を見たときも、「すごすぎ」と思いましたが、そんなのをその時の何十倍も見て、「恐ろしい」「目の毒」。
裸足で逃げ出したいんだけど、見たいという誘惑からも逃れられない、一人SM気分が味わえます。
主役ではない背景画、また大量に描かなければいけないという特質からしても、一枚一枚の押しが決して強くなく、抑制がきいている。
しかし、描かれてる絵はものすごく難易度高い。
これで必死で描いてる感が伝わってきたりしたら、「そうよね、大変よね」とか、多少は同じ人間気分も味わえるんですが。
筆の跡がホントに軽やかなんです。迷いが感じられないのです。
あああ、憎ったらしい~!(笑)
変な意味じゃなくて、迷った絵とか、失敗作が見たいとか、思ってしまった。
だって、そういうところ見せてくれないと、他の人には、どこが大変かわからなくて、勉強にもならないです~。
でも、多分、ご本人からすると、こんな感想、「甘えんな」って感じだろうな。
私は男鹿さんのジブリでの仕事しか知らなかったのですが、今回の展覧会では、出崎監督作品とか、マッドハウス作品とか、ジブリ以前のたくさんの作品の背景画もあってびっくり。
同じジブリ作品の中ですら作品によって様々なタッチを使い分けていますが、それ以前の作品は、タッチ以前に、「何を見せたい背景か」ってところから、作品ごとに違っていたりするので、これを一人の人間がこなしていくのは、どれだけのことだろうと思いました。
いくら才能があっても、本当に絵が好き+ものすごい努力をしたに違いない。
軽やかな筆致も、それらがあってこその物なんでしょう。
でもって、男鹿さんのその想いはまだまだ現在進行形な感じがします。
あれだけの絵を描いてて、まだまだ描くのが楽しいって感じが伝わってくるんだよなあ。
彼を追いかけていくのは相当キツそう(笑)。
でも、人間ここまでできるんだなあとは思えますね。
帰りに男鹿さんが絵を描く過程が載っている画集を買ってみました。
家で何度もこの本を開く機会があるようにしたいものです。
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出身地秋田の自分的にはかなりの比重を占める著名人(地元でも秋田出身だと知らない人のほうが多いと思います)、男鹿和雄さんを取り上げてくださってありがとうございます。


>あんじぇさん

こんにちは。書き込みありがとうございます。
関東地方では今回の展覧会に際し、先日、男鹿さんの番組がテレビで放送されまして。
その中で、「となりのトトロ」の田園風景が旧太田町三本扇、「もののけ姫」のエミシの里が白神山地、「ハウルの動く城」の花いっぱいの魔法の庭が駒ヶ岳辺りの湖沼群…などなど、男鹿さんが描かれた絵のいくつもが、秋田に実際にある風景を元にした物だと知って、なるほどなあと思いました。
なんというか、絵の空気感って、写真を模写しただけでは、出ないですよね。
番組の中でも男鹿さん、田沢湖畔でスケッチしていました。
残念ながら、私はまだ秋田に行ったことがないのですが、男鹿さんの絵を見ているとすっごく行きたくなってきます~。
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Author:杜野亜希
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