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THE BEE 日本バージョン

シアタートラム

数日前ですが、シアタートラムで上演されているNODA・MAP番外公演「THE BEE」を観て来ました。

筒井康隆氏の短編小説「毟りあい」をベースに、野田秀樹が劇作家コリン・ティーバンの協力の下、英語でダイレクトに書き下ろした「THE BEE」。
昨年夏にロンドンで初演され、話題になった作品が、今年いよいよ日本でも上演されることになりました。しかも、日本語バージョン&ロンドン(英語)バージョンの2バージョンです。
今回、私が見たのは日本語バージョン。これは、ロンドン版の翻訳ではなく新たに書き下ろした物だそうです。

<原作>筒井康隆 ~「毟りあい」(新潮社刊)より~
<脚本>野田秀樹 Hideki Noda & コリン・ティーバンColin Teevan
<演出>野田秀樹

<出演>井戸:野田秀樹
    小古呂の妻、リポーター:秋山菜津子
    安直、小古呂、小古呂の息子、リポーター:近藤良平
    百百山警部、シェフ、リポーター:浅野和之
私が見たのはマチネ公演だったのですが、なんとその開始時間が夕方の4:00。
どういうこと?と思ったら、終演時間が5:10、なんと上演時間はわずか70分なんですね。
最近は3時間以上の舞台なんていうのも多いのに(笑)。
しかし、終わってみると、なんと濃密な70分だったことか。
野田マジック、恐ろしいです。
なんか…感想は何と言っていいかわからない。
…ええと、実際、観てください。って、感想書く意味ないじゃん、すみません。
それでもこんな風に何か書き残したくなるものがあります。
筒井康隆さんの原作の味なのか、野田演出によるものか、すごい状況なのに、話はドライに淡々としたリズムで進んでいくのが、奇妙に怖いです。
(ただ一つ、そのリズムを蜂の羽音が崩します。蜂は舞台オリジナルだそう。)
役者さんも、皆、強者ばかり。台本に負けていません。
私自身は、野田さんが井戸じゃなくてもいいかもなと思いました。
役イメージが違うとかじゃないのです。むしろ、野田さんは少年から老婆までどんな役を演じても見る方に壁を感じさせない気がするので。
井戸はずっと平凡なサラリーマンとして暮らしてきた男なのに、異常な恐ろしい状況に追い込まれ、どんどん今まで思いもしなかった風に変わっていってしまうという役。
だからもっと変わっていたときに、「ええっ、この人がこんな…」と、驚くような配役の方がよけい怖さが増すかなあなんて思いまして。
そういう意味では、今回の舞台に出ていた浅野さんの井戸とかも、観てみたいところです。
実は、英語バージョンでは、井戸は女優のキャサリン・ハンターさん、小古呂の妻を野田さんが演じるそうで、配役的にはそっちが気になりますねー。
先日、「英語でしゃべらナイト」に野田さんが出ていたのを観たのですが、この「THE BEE」の話をしていました。そしたら、台詞がちゃんと韻を踏んでたりして、わからないながら心地いいんですね。今はチケットとってないけど、ロンドンバージョンも気になるなあ。
あと、原作も気になってます。
筒井康隆さんは好きなのですが、この原作は読んでいませんでした。
これ、原作は多分ドタバタコメディ風に書いてあるんだろうなあ。怖いなあ。
本、探して読んでみます。
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