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スタンド花のおすそ分け

今日、買い物に行く途中、大輪の百合を持った女性二人とすれ違いました。
角を曲がって納得。
籠城している間に近所に新しい和食のお店が出来たようで、その開店祝いのスタンド花を「ご自由にお取り下さい」とお裾分けしていたのです。
買い物帰りに再び寄ってみたら、百合のような大物はなくなっているものの、まだいくらか残っていたので、ありがたく私もいただくことにしました。
どれにしようかなと選んでいたら、おばちゃん二人組がバタバタとやってきました。
どこからか花がもらえると聞いてきたようです。
でも花を見るなり、「なんだー。咲いたのばっかりじゃないの! こんなのだったらいらないわ。400円もだせばもっといいのが買えるもの」
あのー、スタンド花なんて、その時咲いた花じゃないと意味ないと思うのですが…。
それをただでもらおうというのだから、1日2日の潤いをもらって十分満足じゃないですか。
大体、どうして思ったことをそのまま大声で連呼するのか。黙って400円の花を買いに行けばいいのに。
店の人は、おばちゃんたちの台詞も聞こえてただろうに、私たちに花を包むための新聞紙までわざわざ配ってくれてました。
なんだかちょっともやもやしつつ帰宅しましたが、家で花を飾ったら、どうでもよくなりました。
だから花って好きです!
おばちゃんは400円出してこの気分が味わえたんでしょうか。
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杜野亜希

Author:杜野亜希
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