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人形師 辻村寿三郎×百段階段 展

目黒雅叙園で行われている「人形師 辻村寿三郎×百段階段 展」を観に行ってきました。
辻村寿三郎さんは、NHK人形劇「新八犬伝」以来のファンなんです。
辻村寿三郎展
「百段階段」は、昭和10年(1935年)に建てられた、今年3月に東京都指定有形文化財に指定された〝昭和の竜宮城〟と呼ばれている豪華な木造建築です。
今回は指定以来初めての内部公開だそう。
その七つの部屋の中に人形が展示されているという趣向です。
いや、建物を見ればいいのか、人形を見ればいいのか…、それがトータルで違和感なく、不思議で素敵な雰囲気を醸し出しているんですよ。
あー、言葉でうまく説明できません。(あ、投げた。…すみません)
興味のある方は、ぜひ行って、見てほしいです。
何が「百段階段」なのかも、見たらすぐに納得ですので!
しかし、会場のビデオで寿三郎さんにされた謎かけが、いまいち解けなくて、気になっています。
今回の題材になっている「雨月物語」を読んでみようかな~。
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弥生美術館・竹久夢二美術館・立原道造記念館

弥生美術館・竹久夢二美術館立原道造記念館に行ってきました。

弥生美術館
生誕120年記念 ペン画の神様 樺島勝一展-写真よりリアルな密描画-
竹久夢二美術館
竹久夢二 舞台芸術の世界 展?~上方歌舞伎からバレエ・リュスまで~
立原道造記念館
立原道造の世界6 書簡を中心として[前期]

行く前に一番興味があったのは、樺島勝一展。
ペン画だから、多少は仕事の勉強になるかしらなんて思ったのでした。
しかし、実際に見たらもう凄すぎて……。
何だかかえって目の毒というか。ジブリの背景画とか見た時の感じに似てます。
一緒に行ったNさんとユニゾンで「すげええ!」とつぶやく様は、どう見てももう勉強とか参考とかいうレベルではないですね(笑)。
波の表現、動物の動き、仕事に合わせていろんな絵柄やタッチを使い分けていること……、すべてが凄いのですが、何より凄いと思うのは調べる力とそれを自分の物にする力、あと、集中力。
うーん、同じ人間と思うと恐ろしいです。
そんな樺島氏も他の描写に較べて人物描写がかたいと言われていたようです。
最初に見たのが樺島氏の展示だったので、「なんで? こんなに上手いのに!」と不思議だったのですが、その後、高畠華宵氏の作品の展示、そして、弥生美術館の竹久夢二の展示を見て、ある意味納得。
同時代の他の人の人物画が濃すぎたんですよ、きっと!
夢二の絵って、今まで私は特に好きってほどでもなかったのですが、今回、樺島氏の作品の後に見て、より楽しめた気がします。
特に今回展示されていた舞台関係のポスター・表紙類は、簡単な線なのに、構図や色の選び方が今見てもお洒落で可愛い!
技術の樺島勝一とセンスの竹久夢二という感じで、なんとも対照的。全く違う魅力ですねー。
私がこの時代に10代とかだったら、どっちに夢中になっていたかなあ。
二人より高畠華宵の絵をドキドキして見ていたりして(笑)。
(高畠華宵の絵がどんな感じか気になる方は検索してみてくださいませ)

最後に行った立原道造記念館はこじんまりとした建物。でも、なかなか楽しかったです。
恥ずかしながら私、立原道造さんって知らなかったのですが、詩人であり建築家、物語や評論も書くし、ちょこちょこと絵も描いちゃうマルチなすごい人でした。
しかし、1939年にわずか24才で病死したそうで。
今回展示されていたのは主に彼が生前書いた書簡。
なんとラブレターとか、友人宛の内省的な手紙とか…、全体に文章から「青春」がにじみ出ています。他人の書いた物なのに、我がことのようなくすぐったさがある。
ご本人も、文中に「この手紙は燃やしてくれ」とか書いてたりするんですよ。
いや、そんなの盗み読ませてもらってごめんなさい。でも面白いです。
あと、この人の文字ってすごく味があって、
「これ活字にするのがもったいないね。原稿をそのまま読めると一番いいのに」
などとNさんと話しました。
今回見た展示は、書簡展示の「前期」だそうで、続きが気になるなあ。
見に来られるかどうかはわかりませんが。
ラブレターの相手H子さんとのその後の展開とかあるのかしら?
(なんか下世話ですみません)

美術館の写真を撮るのを忘れました。
代わりに向かいの東大の写真を。
この辺りには他にも東京芸大とかあって、下町でありつつ、何となくアカデミックな雰囲気がありますね。
東大

ボストン美術館浮世絵名品展 & ジョン・エヴァレット・ミレイ展

Rさんにつきあってもらって、美術館のハシゴをしてきました。
美術展

まずは、両国の江戸東京博物館でボストン美術館浮世絵名品展。
浮世絵だけをこれだけまとめて観る機会もあまりなくて、なかなか面白かったです。
こんなに大量の日本の作品がボストンにいっちゃってるというのは、なんとも皮肉ですが、当時すぐに浮世絵を美術品と感じて集めようとしたのがえらいというべきかもしれません。
展示は年代順。
18世紀初頭の初期から、写楽が登場する18世紀末くらいまでは、ひたすら浮世絵の進化を追う感じで、美人画主体の絵自体も複雑になっていきますが、彫り・刷りとも、色数がどんどん増して細かくなっていくのが、素人目にもはっきりとわかります。
人(特に女性)をいかに綺麗に書くか。そしてまわりを飾る花の細かさ美しさ。
この辺りの絵は、なんかまんま少女マンガの扉絵と、絵のポイントとなるところが同じ気がして何だかびっくりしてしまいました。
美人画の前で思わず「見開き巻頭カラーだ」なんてつぶやいたりして。
見た目に本当に綺麗で華やかで部屋に飾っておきたい作品が多いですね。
これが写楽辺りから後になると、急に「アート」という感じになるのが面白い。
西洋画の影響もあるのでしょうが、色や構図がエキセントリックだったり冒険的なものが多くなって、見る側の好き嫌いもはっきり出そうな感じです。
安心感はなくなるけど、ある意味見て楽しいのはこっちかも。
私が好きな北斎の作品が結構あったのも、嬉しかったです。
個人的に歌川国芳の「鬼若丸の鯉退治」って作品がすっごく格好良くて一目惚れでした。
でも、グッズ売場にこの作品の絵はがきはなくて残念。
代わりにというか、北斎の一筆箋を買いました。

さて、渋谷に移動。
美味しいご飯を食べて、幸せ気分に浸った後は、ジョン・エヴァレット・ミレイ展です。
26日が最終日ということもあるからかもしれませんが凄い人。
入るまでに入場制限ありで、ようやく中に入っても遅々として進まず、盛況ぶりにびっくりしました。
ジョン・エヴァレット・ミレイはイギリス・ヴィクトリア調時代の画家で、入場券でも使われ今回の目玉になっている「オフィーリア」などの作品で有名です。
美術区分的には、ラファエル前派を経て唯美主義へ……とかいろいろあるようですが、私にはよく意味がわからないのでその辺ははしょらせていただいて(笑)。
とにかく、一通り見ての私の印象で言わせてもらうと、人物画が多く、描き方自体は多分古典的だと思うのですが、ただの肖像画ではない。
作者は、この絵の背景にある状況や描かれてる人の気持ちの方が描きたかったんだなとわかるのですね。
でも、それは描かれた人物が過剰な演技をしているからとかではなくて。
むしろ、背景とかの日常的な描写がすごいんですよ。草花とか金属のテカリとか。
それが、なんともいえない詩情を醸し出しているのです。
なんか物語の挿絵っぽいですよね。
実際、挿絵のお仕事も多かったようで、そういう作品も多く展示されていました。
いわゆる油絵とかの画家としても、挿絵画家としても、生涯注目され続け成功したようで、子供8人&その家族もミレイの収入で生活できたとか。
有名な画家の多くは死後やっとみとめられて…みたいなイメージもありますけど、そういう人もいるのですね。
いや、でも、それも納得という感じ。
今回の展示の中には10才にもならないうちに描いた絵も展示されてたんですが、これがうますぎでもうどうしようかと。
その才能を伸ばすために家族が引っ越したり、その期待通り最年少11才で美術アカデミーに入学したり、なんか子供の時から凄い人だったようです。
私が特に驚いたのはこの人の質感表現。
何で同じ油絵具でいろんな材質がそのもののように感じられるように描けるんだろう。
本当に圧倒されました。
私は植物が好きなので、「オフィーリア」その他での植物描写の正確性にも驚きました。
イギリスでは、「オフィーリア」発表当時、植物学の先生が、生徒を連れて来てこの絵の前で講義をしていたとか。その話には笑ってしまいました。確かに実際に植物探して外を歩くよりは楽かもですね。
帰りに画集を買いました。気分だけでもあやかりたいわ~。

早大エジプト発掘40年展

明後日が中秋の名月なので、急遽、トップ画像をそれに合わせて替えてみましたよん。
本当は新月の人・「朔」郎くんですが、今回は満月を背負ってもらいました。
うちの辺りでは今日の月は霞んでいます。明後日はくっきり綺麗にみられるといいな。

今日は、Nさんをお誘いして「吉村作治の早大エジプト発掘40年展」に行ってきました。
早大エジプト発掘40年展
Nさんはこの分野に詳しいので解説付きで見られましたよ。ラッキー。
実は最初からあてにしていた私(笑)。ありがとうございました~。
それにしても、専門用語と思われる言葉がなんの説明もなく解説プレートに使ってあって、「これってどういう意味?」と仕方なくあれこれ想像していると、その展示の最後の方になってやっと用語解説があるというのが、何回もありまして(笑)。(順路は間違えていないはず)
「……何で最初に書かないんだろうね?」
「いきなり書いてあっても頭に入らないから、まず谷に突き落としてから、身をもって学ばせようという考えかも。吉村先生の教育現場での数々の経験をふまえて」
という結論に勝手にたどりつきました。
って、好き勝手言ってますけど、展示そのものはなかなか楽しかったです。
一番の目玉の青いマスクもそうですが、壺や装身具類も青い色が特に綺麗、素敵でびっくり。エジプトの景色の中にあるのをイメージしてもすごく映えそうです。
それと、考古学者ってやっぱりときめきますよね~。
特に、メインの行政官セヌウの木棺とか、ミイラマスクなどを前にすると、現場で発見した瞬間のドキドキを想像してしまいます。
それまでがあまりに長くて大変だし、報われるとも限らないので、ほとんどの人には出来ないことですが、それだけに報われた瞬間の喜びは何事にも代え難いんだろうなあ。

終わってからはお昼を食べながら、しゃべりたおしました。
気づくと3時、お昼じゃないよ~(笑)。
たまにこういう時間があると発散できます。Nさん、どうもありがとー!

少女マンガパワー!

川崎市市民ミュージアムで開催されている「少女マンガパワー!
-つよく・やさしく・うつくしく-」という展覧会に行ってきました。
少女マンガパワー!

出展作家は下記の通りです。(すみません、敬称は略させていただいてます)
手塚治虫、わたなべまさこ、松本零士、石ノ森章太郎、ちばてつや、水野英子、牧美也子、里中満智子、一条ゆかり、池田理代子、美内すずえ、竹宮惠子、山岸凉子、萩尾望都、陸奥A子、くらもちふさこ、 岩館真理子、佐藤史生、吉田秋生、岡野玲子、CLAMP、今市子、よしながふみ

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杜野亜希

Author:杜野亜希
少女マンガ描き。
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